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(写真はクリックで拡大又はビデオ)(写真:大野義輝・水鳥武彦 ビデオ;水鳥武彦)

 久しぶりの快晴に恵まれ、10月10日南越谷駅改札口に総勢26名(男性15名、女性11名)が集結、9時45分ごろ高尾山に向けJR武蔵野線に乗車しました。

 西国分寺経由、高尾で京王線に乗り換え、そして終点の高尾山口駅から徒歩で清滝駅よりケーブルカーにて高尾山駅(10時40分頃)に到着。

 集合写真を撮り、定番の1号路コースをゆっくり登っていきました。立派な石畳で舗装され、歩きやすい。人出は予想より多く感じられました。「さる園」を横目で見ながら行くと巨大な杉の木の根っこ、「タコ杉」が現れます。昔、参道を切り開く際に、道の邪魔になった根をたこの足のように曲げたという言い伝えがあります。「タコ杉」の隣にあるのが頭をなでると運を引き寄せるという開運「ひっぱりだこ」です。頭を撫でるためピカピカに光っています。

 しばらく登ると「浄心門」という山門が見えてきます。浄心門は薬王院の入り口で、ここからは薬王院の境内です。これをくぐると大木が途中から直角に折れたり、道標の看板が倒壊したりして、この前の台風24号の爪跡が散見され、復旧半ばという感じでした。
 さらに進むと杉苗奉納者の芳名板が延々と続き、「薬王院」に達します。高尾山の信徒は、自分の願いが成就した時に、感謝とお礼を込めて、苗木を奉納する習慣があったようです。

 「山門」、「仁王門」、「本堂」、「本社」、「奥之院」へと階段を上り、お参りをしました。かなりきつい勾配で、手術した心臓への負担が気になりました。
 休憩後、再び山頂を目指し、11時50分頃には、標高599mの頂上に着き、代わる代わる記念写真を撮りました。

 山頂では、幼稚園児から大人までランチタイムで賑合っていましたので、そこから少し下った所に移動、幸い空いていたので、ゆっくり三々五々昼食をとることができました。
 昼食を食べ終わるころには、外国人観光客が増えてきました。空は薄雲がかかり、残念ながら富士山を見ることはできませんでした。

 午後1時頃、今度は4号路のコースを下ることになりました。吊り橋(みやま橋)コースとも呼ばれ、橋が人気の撮影スポットになっているようです。
 登山道はところどころ整地されていますが、岩や木の根っこが進行を妨げ、左側は急峻な崖が続きます。やはり台風の爪跡はいたるところに散見され、直径1メートル程度の倒木が山のあちこちの斜面に転がっていました。

 我らロートル組は下りとは言え思うように進めず、幼稚園児達の賑やかな歓声が通り過ぎるのをただ黙って見守るばかりでした。
 やがて、もと通った1号路コースと合流(午後2時頃)、>その先の展望台でケーブルカー搭乗組と1号路組の二手に分かれて下山、清滝駅にて合流しました。

 午後3時半ごろ高尾山口駅から京王線で分倍河原まで行き、南武線に乗り換え、さらに府中本町で武蔵野線に乗り換え、始発のため全員が座席を確保でき、午後5時半頃、無事南越谷に着きました。幹事さんの親切な計らいに感謝です!!

 相当昔に訪れた高尾山とはイメージが異なり、素晴らしく変貌していることに驚かされました。これからも四季折々に訪れたいと思います。

幹事の皆様へ感謝申し上げます。 (記事作成・編集:水鳥武彦)