（写真の一部はクリックで拡大またはビデオ）（写真撮影：大野義輝、ビデオ：水鳥武彦）

　平成２６年１０月８日(水) めっきり秋の色濃くなった早朝に金木犀のほのかな香りを感じながら駅へ急ぎました。
　越谷駅西口には、既に大半の方が集まっておられ、やがて来た豪華マイクロバスに乗って定刻７時に神津牧場に向かって出発しました。
　参加者３４名（内男性１８名女性１６名）で満席でした。
　幹事さんのいつもの軽妙なスピーチで皆さんを和ませながら行程説明と注意事項を伝えられました。
　バスは東北道・北関東道から上信越道を快適に疾走しました。
　途中波止江PAでトイレ休憩をし、９時１５分下仁田ICを下りて２５４号線をコスモスなど咲き乱れるのを見ながら神津牧場へ向かいました。
　山道に入ってからは “日光いろは坂の小型版” 一車線で曲折が多く、対向車が来たらどうするのか・・とヒヤヒヤものでした。
　見事な運転に拍手！です。

　山の天候は変わりやすく、秋晴れでスタートしたのに１０時に牧場に着いた時には雲が出て冷たい風が吹き抜けておりました。
　記念写真を撮ってから直ちに出発。１８号台風で山道はぬかっており、細い道で一列縦隊、悪路と急坂に苦労しました。
　壊れた橋のところでは飛び石伝いにビクビクと渡ったことでした。
　ほとんどの道端には熊笹が生い茂っており、かき分けて進んだところもありました。
　時折見かける野アザミ・小さなりんどうには、気を休められました。
　１１時１５分物見岩にようやくたどりついたものの次の目標には一たん下ってからの挑戦でした。
１２時１０分物見山頂上（１３７５ｍ）に到達しました。
　途中、木漏れ日の道を歩きましたが、足許を注意しながら進むのに精一杯でとても風景を愛でる余裕はありませんでした。
　私は２本のストックを使った４本足でしたが、それでも厳しかったです。やはり齢のせいでしょうか？
　頂上での昼食・休憩は秋晴れの空の下、自然を満喫した思いでした。
　食事は美味しく、お腹に収まりました。
　１２時５０分来た道を戻りはじめました。
　１４時過ぎに神津牧場売店で一同コクのあるソフトクリームを楽しみました。
　因みにＯ女史・Ｍ女史の歩数計では共に１４，４００歩でした。
　１４時４０分バスに乗り、１５時１０分荒船の湯に着いて露天風呂などで汗を流し、疲れを癒しました。
　１６時には、帰路につきました。沢山の差し入れもあり、早速缶ビール・日本酒とつまみ類が回ってきて宴会がはじまりました。今日一番の盛り上がりだったのでは・・！
　日が暮れてあたりが闇になった６時１５分頃から月食が始まり、話題が一層豊富になりました。（皆既月食になったのは皆さんの帰宅後の１９時５０分頃で天体ショーのおまけつきになりました）
　途中佐野ＳＡでトイレ休憩をとっただけで１８時４０分越谷駅西口に帰着しました。天候に恵まれ、事故もなく、皆さん大喜びで終えることが出来ましたのは幹事さんのご努力の賜物と感謝申しあげます。
　今回は最近にないキツいコースを選ばれましたが、幹事さんが皆さんの歩行力を試されたように思います。これを機にまた元通りの健脚コースになるかも知れませんね？
　また９年前（平成１７年）１０月に同じコースで降雨のため頂上まで行けなかつた会のリベンジにもなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（椎野　正敏）

△ ページトップ

関根茂則さんより「神津牧場・物見山スライドショー」の紹介 →