雨で延期されたハイキングの日は素晴らしい秋晴れになりました！
この晴天は雨嵐が過ぎるのをジッと待った私たちの為に用意されたようです。
平成25年11月20日越谷駅西口7時30分集合。参加人員23人（男性15人女性8人）全員定刻に集合。
気温18度雲一つ無い快晴。口々に私達は晴れ男、晴れ女であり、参加しなかった人が雨男雨女だと言いながら意気揚々とバスに乗り込みました。
「おー！このバスは大きいな！大丈夫か？会費が増えないか？」とそれぞれチョット心配？
予定より大きなバスでイザ出発。
大野会長より「このところ雨が多かった。PNKの旅行より今日は良い天気になって良かった。怪我だけは無いように、楽しく行きましょう！」と挨拶あるも「会費は増えるので、異議ある方は今のうちに降りて下さい」と提言。車内にドヨメキの声！すかさず杉崎幹事より「今言わないで！降りられては勘定が足りなくなる！」という発言に、皆大笑い！！
9：30狭山PAでトイレ休憩の後、県央道を進むと紅葉のカーテンが見え始めました。中央自動車道に入るころには、陽の当たる所、高い所、低い山影、それぞれ色が違う！正に紅葉のパッチワークです！「上野原まで2Km」の標識が見え出すと心は躍ります。
10：10八重山へ登山開始。狭い落葉道をサラッ！サラッ！と踏みしめて歩き出します。これ快感なり！まだまだ元気で互いのお喋りも盛んです！
途中で細い桜の木に白い小さな花を見つけました。「ジュウガツサクラ」と標識あり、桜と云うだけで何故か元気が出て来るのは、やはり日本人だからでしょうか？足もとにリンドウの花も見つけました。
10：50紅葉の隙間から雪を被った富士山が見え出しました。「富士山が見えるぞう！「エッ！ どこどこ？」皆シャッターを切りました。
山の中腹に葉を落として鈴なりに生っていた山柿が、その富士山を紅葉で覆った山々と相まって更に豪華に見せます。
11：15登り始めて約１時間。「八重山山頂」に到着。
「八重山 海抜５３０ｍ」と標示されているポールの前で写真撮影。
それから冨士山と紅葉を眼下に観ながらの楽しいお弁当タイム！
大小山々に囲まれ、一際高く白い富士山は仏に囲まれて鎮座するお釈迦様にも見えます。神々しさ！青い空に時々走る白い雲が、頂きの付近で変った形になり、踊るように通り過ぎます。「越谷の駅から見える富士山」とはここが違います。かぶり付きのＳ席でオーケストラを聴いているようです！
弁当タイムの後、幹事より「元気な人はもうひと踏ん張りして、「野岳山５４２m」に挑戦しては？」と言うので、内２０名が出発しました。
このコースは一旦降りて登る波乗り登山道路。下る時足もとが砂利と枯葉で滑ります。直ぐ6名が脱落しました。更に次の下り坂で2名が脱落。
12：20結局12名が野岳山を制覇しました。八重山とは、たった12ｍの高低差でしたが、急な登坂と落葉で滑りやすく、一苦労でした。その割に枝葉に遮られ、眺望は今一つでした。
下山途中どんぐりと木の葉と石コロでツルッと尻もち。「大丈夫？」滑った本人は痛さをこらえ、只にっこりと、笑って返事をしました。
12：40全員下山開始。
途中、この山の持ち主だった「水越八重」さんの石碑がありました。
有難う！この美しい山を寄贈された「八重さん」に感謝！
「八重山五感の森展望台」に到着。
この展望台は桜の花びらをかたどって作られています。
丹沢山塊・御坂山塊・道志の山並みの向う側に富士山が見えます。北側は三頭山方面から笹尾根、三国山から陣馬山とすべて見渡せます。良い天気です！
13：40登山口に戻り、バスで帰路に付きました。バスの荷台に宴会用のお酒がチラッと見えました！
14：05「秋山温泉」に到着。
露天風呂もあり、お湯も滑らか。汗をかいた体を優しく癒してくれます。自然の中でゆっくり入れる温泉は本当に極楽です！
この温泉は団体割引がありません。しかし、Ｗさんがネットで入場券の割引券をプリントして頂いたお陰で各人２００円引きになりました。温泉の効用と相まって皆ニコニコ。有難う！Ｗさん。
15：10帰りのバスに乗るところからビールとツマミが配られ、湯上りの一杯！！
「オー応える！！」「秋の山温泉」にバスの中から手を振ってお別れ。いよいよ宴会バスに早変わり！
15：35山の日暮れは早い！ 相模湖辺りから陽の当たる山と当たらない山で違う色の紅葉を車窓から眺めながら、お酒がどんどん回されて、皆いい気持ち！
「トンネルを過ぎたら集金でした」流石幹事さんは演出家！ほろ酔いかげんになったところで、ドーンと会費の金額を発表！皆、納得！？
17：30越谷駅西口に全員無事到着。お疲れさまでした！
幹事の杉崎さん・関根さん・園島さん・高橋さん・本当に有難うございました。
記事：梶原富和
（写真をクリックすると拡大）(写真撮影 大野義輝）
