東日本大震災から6ヶ月に成るが未だに進まぬ復興、過日新聞にこんな記事を見付けた。
記事には「夏休み本番を迎えたが、東日本大震災で被災した東北3県の観光地では明暗が分かれている。世界文化遺産に登録された岩手県の平泉は大勢の観光客で賑わう一方、福島県猪苗代湖は,福島第一原発から70km以上離れているにもかかわらず閑散として、放射能の風評被害に苦しんでいる。」
私感だが、兎角日本人は人真似が得意? 今迄興味も趣味も関心も無かった観光地、ファッション、観光地には流行りに遅れては恥とばかりに群がる。 ファッションでは身分不相応な似合いもしない高級ブランドに憧れ、身につけ得意に成っている。 観光地に於いても世界文化遺産に決まるや、その観光地に世界遺産に選ばれた歴史、文化財の重み、経緯等意味も分からず群がる群集心理、重要文化財への重み、文化意識の薄さに日本人の一人として頭を傾げずにいられない。
話は横道に逸れたが、被災地の明暗である中尊寺等では震災以降は拝観者が1日最大200人程度に落ち込んだが6月25日に世界遺産に登録されるや例年より3割増の1日約4000人が訪れたという。
それに反し福島県の各観光地では原発から程遠い処でも「福島県」というだけで、放射能の風評被害に苦しんでいる。 そんな状況の中で、PCネット越谷として「何か出来る事は無いか」とあえて親睦旅行に風評被害で苦しむ福島に少しでもお役に立ちたいと役員会で賛成多数で選んだ。
その宿泊予定の福島県猪苗代町のリゾートホテル「リステル猪苗代」は「心配された放射線量調査」を独自でホテルの敷地30ケ所の測定結果をホームページで公表し、毎時0・08〜0・21マイクロ・シーベルト。この測定値は政府が屋外活動を制限する暫定基準値(毎時3・8マイクロ・シーベルト)を大きく下回る。それにも係らず同ホテルの稼働率は例年の半分程度でしかないという。福島県は3・11大震災の被害、福島原発の被害、その後の大雨に三重苦に瀕している。
会員の皆さん現実をただ傍観せず、これからも復興には暖かい目を向けようでは有りませんか。 あえて選んだ福島への親睦旅行の締め切りが9月末ですが、まだ、役員を除くと10名足らずの申込です。
色々とご予定も有ろうかと思いますが、役員の被災地への熱い思いに、ご賛同頂き、早めの多数の参加申し込みをお願い致します。
親睦担当:福嶌 q